梅雨や台風シーズンに備えて洪水が起きた際に、情報伝達の手順を確認する訓練が県庁などで行われています。
この訓練は災害情報などを的確に伝え迅速な対応につなげようと毎年、梅雨入りを前に実施されています。

午前9時に大雨洪水警報が発表された想定で始まり、県や16の市と町からおよそ120人が参加しています。
このうち県の河川課では各地の土木事務所から河川の水位が上昇したことなどを知らせる連絡が入り、職員が情報を取りまとめていきました。

(県河川課・山田巧防災調整監)「近年豪雨災害が頻発しているので、関係機関と連携の強化を図りながら、今後の防災体制を整えていきたい」
県は2024年度から民間に委託してダムごとの雨量を10分間隔で予測するデータを活用していて、情報伝達の強化につなげたいとしています。