岡山・香川の多くの地域ではサクラはすでに葉桜となっていますが、津山市北部の阿波地区では名物の一本桜が満開を迎えています

岡山県内で最も遅い時期に咲くと言われています。津山市北部の阿波地区にある「尾所(おそ)の桜」です。推定樹齢は580年、高さは14メートルあります。昔、修業中の山伏が杖代わりの山桜の枝を地面に挿したまま、忘れて立ち去ったところ、そのまま根付いたという言い伝えが残されていて、岡山県の天然記念物に指定されています。

3日前に開花したばかりですが、そこから一気に花が開き今満開を迎えています。
(和気町から)
「他の所は散っているが今満開できれいに咲いて、よかったです」
(姫路から)
「ソメイヨシノとは違うヤマザクラのよさがあると思うのでそれを楽しみにしてきました」
津山市によりますと、尾所の桜は今週木曜日ぐらいまでが見ごろだということです。