パリ五輪の体操で3個の金メダルを獲得した岡山市出身の岡慎之助選手がきのう(20日)、全日本選手権、個人総合の決勝に臨みました。
世界選手権の代表選考会も兼ねる全日本選手権。個人総合の決勝戦には30人が出場しましたが、岡選手と5連覇を目指す橋本大輝選手が他の選手に大差をつけたため、事実上この2人の一騎打ちになりました。
3種目目の吊り輪まで安定した演技を見せた岡選手。
跳馬や平行棒でも高得点をマークしますが、橋本選手も譲らず、勝負は最終種目の鉄棒へともつれ込みます。
着地までまとめるもわずかに及ばず、2位に終わりました。
(岡慎之助選手)
「鉄棒は力に頼っちゃったというか、それがミスにつながったので、そこをしっかりあと一か月、NHK杯に臨みたい」
10月にジャカルタで行われる世界選手権。男子代表は個人総合が2枠、種目別が最大4枠で今回の全日本選手権と来月(5月)のNHK杯の合計点で決まります。