参加者の多くは70歳以上です。激しい動作がないことから「歩くダンス」とも呼ばれているスクエアダンス。全国の愛好家による年に1度の交流会が岡山市北区で開かれました。

英語で出される即興の指示に従って手を取り合ったり輪になったりします。アメリカ発祥のフォークダンスの一種、スクエアダンスです。激しい動作がないことから「歩くダンス」とも呼ばれていて認知症の予防や健康維持に効果があるとされています。

交流会は日本スクエアダンス協会が毎年開いているもので、今年は全国の会員、約200人が参加しました。

(日本スクエアダンス協会中四国統括支部 荒木義昭支部長)
「いろんな魅力はあると思いますが、まず競うことがない、スクエアダンスというアイテムを使った仲間づくりが一番だと思います」

会員の約8割が70歳以上。活き活きと取り組む仲間の姿を見て参加者はそれぞれ、刺激を受けていました。

(50年近くスクエアダンスをする山本登美子さん(88))
「みんな一緒の事をやって互いに助け合うこと。90歳までいけるかどうかわかりませんけどがんばりたい」

交流会は来年、香川県で開かれる予定です。