役目を終えた筆に感謝の思いを込めながら書道の上達を願って焚き上げる「筆供養」が岡山市北区の金剛寺で行われました。
金剛寺の筆供養は書の達人としても知られる弘法大師の命日にあたる4月21日に毎年行われているものです。

41回目となる今年は岡山県内の書道の愛好家ら約20人が役目を終えた筆を持ち寄りました。
参加者は僧侶の読経が響く中、感謝の思いを込めながら書道の上達を願って筆を護摩焚きにくべていきました。

(参加者)
「筆に感謝という気持ちで、一年に一回のこの筆供養をとても大事にしています。」
金剛寺では、今年郵送された筆も含めて約100本を供養したということです。