食の大切さや農業について学んでもらおうと長崎県五島市で高校生の田植え体験が行われました。

周辺に田んぼが多い県立五島南高校では、食の大切さや農業の大変さを学ぶため地元の農家の力を借り31年前から田植え体験を行っています。

水が張られた田んぼで足元がおぼつかないなか、生徒は指導を受けながら、目印に沿って等間隔に苗を植えました。

地元の農家 小柳千敏さん
「農業の大変さと、反面楽しさを感じてもらえればとおもいます」

参加した生徒は「難しかったです」「最近お米が高いので、これでおいしいお米を食べたいです」などと話していました。

高校生らは8月下旬に稲刈りをして精米後、文化祭で販売する予定で、売り上げの一部はユニセフなどへ寄付するということです。