【イスラエル】「ここで見せているのは、ニュースでわかること以上のイスラエルについて」
今回の大阪・関西万博には、他にも紛争中の国や地域が参加しています。
(記者リポート)「ウクライナが出展している共同館の中に、イスラエルも出展しています」
1年半続く戦闘で5万人を超える人が命を落とした、イスラエルとイスラム組織・ハマスの戦闘。この当事者のイスラエルとパレスチナも今回の万博に参加しています。
(イスラエル ヤヘル・ヴィラン政府代表)「コンセプトは過去・現在・未来が混ざりあうところを見せることです。これはエルサレムから持ってきた特別な石です」
イスラエル館は「Forever」をテーマに、約2000年前エルサレムの都市建設に使われたという石や、自国の先進テクノロジーを大画面で紹介します。さらに…
(ヤヘル・ヴィラン政府代表)「これ(タブレット)で来場者は願い事を『嘆きの壁』に送ることができます。一緒に願いが叶うよう祈りましょう」
ユダヤ教の聖地「嘆きの壁」。願いを書いた紙を挟むと、願いが叶うといわれています。万博では、タブレット端末から送信された願いが後日印刷され、嘆きの壁に挟まれるといいます。
同じ万博にパレスチナが参加していることについてたずねると…
(ヤヘル・ヴィラン政府代表)「私はここにパレスチナの話をしに来たわけではありません。ここで見せているのは、ニュースでわかること以上のイスラエルについてだけの内容です。対立やパレスチナについての展示はしていません」