「腹をくくってやるしかない!」

「とうげマルシェをつくる会」は、今年の秋頃、輪島市の道下地区に住民の交流も目的としたミニスーパーや食事処、カフェのオープンを目指しています。今回の訪問は、能登半島で炊き出しを行った石巻市のボランティアの紹介で実現したもので、被災地のスーパーの経営を学ぶことが目的です。

スーパーおんまえや 佐藤広樹社長:
「業務用のパックを小分けにする部分もあるんですけど、手作りなので添加物も入れないので」

佐藤社長は、高齢者や復興事業の作業員を顧客に取り込むことや、利益率の高い手作りの総菜や弁当の種類と価格帯を充実させることなどをアドバイスするとともにエールを送りました。

スーパーおんまえや 佐藤広樹社長:
「一生懸命頑張っていればチャンスは来る。それをやるかやらないかは自分たち。自分は腹をくくってやるしかない。やれる方法しか考えない」

とうげマルシェをつくる会 柴田寿美香副会長:
「小さいことから始めて、失敗をしてもみんなで相談して話し合っていけば絶対大丈夫という話を聞いたので、ちょっと前進できたかなと」

2人は4月22日まで滞在し、他の飲食店も見学しながら店舗運営のノウハウを学びます。とうげマルシェをつくる会は、オープンに向けた資金を募るクラウドファンディングを5月に開始します。