来年、パレットくもじが開業35周年を迎えるのを前に、久茂地都市開発は過去最大規模となる大幅な改装計画を発表しました。

1991年、久茂地1丁目地区の再開発事業に伴い開業したパレットくもじ。その中核テナントでもあるデパートリウボウは1日3万人近い人が訪れる那覇市のランドマークとして親しまれています。

運営を担っている久茂地都市開発は16日、那覇市内で会見を開き、来年の開業35周年を前にパレットくもじの大幅な改装計画を発表しました。

改装のメインとなる「RYUBOフードホール」は、伊江島産和牛・緋桜肉を扱うハンバーガーショップなど9店舗のテナントを新たにオープンし、2階部分に350席のフードエリアを新設します。

また、来年3月にはリウボウ1階のスイーツエリアを拡張。食を通じた再開発により来館者の増加を目指します。

久茂地都市開発 我那覇学 社長「比較的年齢の高いお客様が多いイメージを持っていらっしゃると思うけど、3世代にとって楽しめる新しい商業空間というものを作っていきたいと考えております」

このほか、県内初のauショップ併設型eスポーツ施設「TSUNABeeeeee!」の開業など、パレットくもじ全体の17%にあたる4000平方メートルの改修を予定しています。