おもろまちに本社を置くオリックス・ビジネスセンター沖縄。新卒入社社員に対する初任給を3年連続で引き上げました。

同じく、全従業員に対する「賃上げ」も3年連続で行い、社員全体の待遇改善を進めています。

▼オリックス・ビジネスセンター 真榮城葉子 総務部長「社員の努力や活躍に報いるために、賃上げを実現することになりました。どの業界もやはり人出不足、賃上げだけが人手確保の策になると思ってはいないんですけど、その一つとして実施出来ればいいかなと思っています」

入社4年目 大城 崚輔さん「社会の物価高。自分は5月に子供が生まれることもあって、今回3年連続賃金アップしていただくことは生活レベルの安定につながっていくので、とても感謝しています」

働き手の待遇凱旋が進む中、売り手市場が続く就活戦線では変化がみられています。

▼片野キャスター「まだ新年度に入ってまもなくですが、早くも来年度に向けての採用活動が本格化していますこちらの合同説明会にも、多くの就活生が集まり熱を帯びています」

この日行われた就活セミナーでは、各ブースで社の魅力や働きやすさをPR。待遇面だけでは人が集まらなくなった状況の中、他社とは違った「福利厚生」をアピールしています。

沖縄エジソン人事担当者 「(初任給は)昨年も金額は上げているんですけど、
どうしても今新卒の方、今もう引く手あまたなので。その中でも特別休暇の新設だったりとか、あとはスポーツイベントの企画を重点的にやっております」

サンエー人事担当者インタ「他社さま含めて多くの企業が給与アップしているなと思いますね。給与面とか働き方もそうなんですけど、最終的にはサンエーの根底にある経営理念というところに共感してもらえるかというところで、共感して頂けている人材を求めている状況です」

来年度の採用に向け動き出している就活生たちも、待遇「プラスアルファ」の魅力を求めています。

▼就活生「自分は土日祝は絶対休みたいなと思っていて、それを重視して選びました。給料が上がっているとか全然知らなかったので、正直今聞いて嬉しいの一言ですね」

▼就活生「給料からも色々と引かれてしまうので、後から。20万円以上のところを探しています。やりたいことっていうのが、英語を使うお仕事なので、自分の今まで培ってきた英語力を使える仕事を探しています」

▼就活生「福利厚生の内容や研修制度を重要視しています」

多様化する就活生のニーズに応えるべく試行錯誤する企業側の奮闘は続きそうです。