動物検疫所沖縄支所は11日、致死率が高い豚の伝染病「ASF=アフリカ豚熱」の国内侵入を防ぐため、那覇空港で広報キャンペーンを行いました。
アフリカ豚熱は人には感染しませんが、豚やイノシシが感染すると致死率はほぼ100%とされ、先月21日には台湾で初めて豚への感染が確認されています。

このため動物検疫所沖縄支所は11日、那覇空港で、台湾への渡航者に対して豚肉など輸入が禁止されている畜産物を県内に持ち込まないよう呼びかけました。
動物検疫所沖縄支所によると、那覇空港に到着する国際便の約4割が台湾からの便で、アフリカ豚熱が侵入すれば「日本の養豚業にとって極めて大きな脅威」だとして、注意を呼びかけています。














