本部町伊豆味の八重岳のふもとで11日午後、イノシシ1頭が徘徊しているのが目撃されました。体長1メートルほどと大きな成獣だったとみられるということで、警察は、見かけても近づかないよう注意を呼びかけています。

本部警察署によりますとイノシシは11日午後1時ごろ、八重岳に近い道路上にいるのをパトロール中の警察官に目撃されました。性別は不明で、体長は1メートルほど、体重は90キロほどの大きさだということです。

目撃場所は山に近く、人や農作物などへの被害が報告されていないこともあり、現時点で捕獲する態勢は取られていません。

ただ警察では、他府県でクマやイノシシなど野生の獣による被害が相次いでいることから、「不意にイノシシに遭遇しても決して近づかず、速やかにその場を離れてほしい」と警戒を呼びかけています。