石川県教育委員会によりますと、石川県内では2020年度で小学6年生は40.8%、中学1年生は58.4%、高校1年生は98.2%がスマートフォンを持っているということです。

新年度が始まり、改めてスマートフォンの危険性や利用する際の心構えを持ってほしいと、15日金沢市内の高校で講習会が開かれました。

KDDI北陸管理部・細川一人さん「これに大事な大事な人生の時間を奪われている。だからもっと賢く使ってほしい。あくまでみんなのためで、親御さんでも先生のためでもなく、みんなのことを思って言ってます」

金沢市の金沢錦丘高校で開かれたスマホ・ケータイ教室。

大手キャリア・KDDIの担当者が、新1年生319人に実際に起こった事例を紹介しながらスマホを利用する際の注意点を伝えました。

最初に挙げられたのは「スマホ依存」。

こども家庭庁によりますと、1日にインターネットを利用する平均時間は、高校生で370分余りと6時間以上に上り、年々増えています。