世界各国の大学への入学資格を得られる「学習プログラム」が、北東北で初めて青森市の高校に導入され、第1期生の授業が始まりました。
県立青森南高校では、「国際バカロレア」=IBコースの開講式が行われ、1期生となった2年生4人の授業が公開されました。
国際バカロレア=IBは、スイスで創設された国際基準の学習プログラムを履修して試験に合格すると、世界各国の大学の入学資格が得られます。
青森南高校は、2024年9月に「国際バカロレア機構」から公立高校として東北で2校目、北東北の高校では初めてとなる認定を受け、この春からグローバル探求科にIBコースを設置しました。
IBコースでは、「英語」と「数学」の2科目を英語で話し、「社会」や「理科」などは英語で書かれた教科書を使い、語学力の向上を図るほか、研究や討論を活発に行うことにより、思考力を育みます。
青森南高校 2年 小田桐希さん
「意見を共有でき、自分に合う授業の方法を見つけられたのですごくいい。IBの入試を使って、海外の大学に行きたい」
青森南高校では今後、グローバル探求科の希望する生徒が2年生から卒業までIBコースを履修します。