青森県平川市の猿賀神社で16日、出来秋に感謝しながら稲を刈り取る「苅穂祭」が行われました。

風に揺られながら黄金色に輝く稲穂。
平川市の猿賀神社の近くにある「神饌田(しんせんでん)」では、2025年5月に猿賀小学校の児童が植えたモチ米が収穫時期を迎え、16日は出来秋に感謝する「苅穂祭」が行われました。

早乙女姿に身を包んだ13人の児童が、鎌を使った昔ながらの稲刈りに挑戦し、神様に捧げる稲を丁寧に刈り取っていました。

児童は
「疲れたけれども、神様においしいお米をあげるようにがんばりました」

「意外とうまくできて楽しかったです」

収穫された稲は、11月に行われる「新嘗祭(にいなめさい)」で、餅としてお供えします。