対中国145%関税のウラに「前回の成功体験」

中国との間では、“報復関税の応酬”となっている。
▼アメリカ(10日)
⇒中国に対する「相互関税」の税率を84%⇒125%に引き上げ発表。合成麻薬の流入を理由に課している20%の関税とあわせて【関税率145%】に。
▼中国(11日)
⇒【アメリカからの全ての輸入品に対する追加関税を84%⇒125%】に引き上げると発表
ーートランプ氏は選挙中に「中国に60%関税」と口にしていたが145%というのは驚きだ。
堀古さん:
「中国はアメリカの一番大きな貿易赤字の相手国。報復関税をやりあっても赤字国の方が有利なので、絶対勝てるという目論見があると思う。また、前回(2018年)は、人民元が下がってくれたのでアメリカ国民の負担がそんなになかった。そういう成功体験が145%という関税に繋がっている。これから交渉する材料を探してる、そういうやり合いだと思う」