米中貿易摩擦 焼き肉店でも“やり返し”?
アメリカから「145%」もの関税をかけられている中国の習近平国家主席。

14日からベトナム、マレーシア、カンボジアの東南アジア3か国の歴訪を始めました。いずれも高い関税をかけられている国々です。
今回の訪問は、3か国と結束してアメリカに対抗する姿勢をアピールする狙いがあります。
中国外務省の報道官は…

中国外務省 林剣報道官
「事実が証明しているように、関税戦争や貿易戦争には勝者がいなく、保護主義には出口はない」
しかし、中国国内では“ある現象”が…。
武漢市の焼き肉店にはこんな看板が掲げられてました。

「アメリカ人のお客様には、今後104%のサービス料をいただきます。ご不明な点は、アメリカ大使館までお問い合わせください」
アメリカが当初、表明していた「相互関税」の税率、104%を揶揄したものです。

さらに通販サイトでは、「相互関税戦争 参戦記念」と書かれたマグカップが次々と出品されていました。しかし…
記者
「数日前まで出品されていた商品が、検索するとすべてなくなってしまっています」
関連する商品は一斉に削除される事態に。当局が反米ムードが過熱することを抑えたものとみられます。














