「一時停止があるね」ロボットの同乗者で事故防止
南波キャスター:
いろいろな事情があって、必ずしも返納できないという人もいると思います。そういった人をサポートするロボットの開発研究が今、進んでいます。
プロジェクトは、住友商事が中心となってシャープや名古屋大学と協力して始めたものになります。実証実験に参加したのは、志方功一さん(66)。
そして、運転サポートをするのは、AIコミュニケーションロボット「ロボホン」です。一体どんなサポートなのか。運転の様子ものぞかせてもらいました。

志方さんが運転していると、助手席に設置された「ロボホン」が「きょうはいい天気でドライブ日和だね」「やさしい運転で乗っていて落ち着くよ」と、運転を褒めてくれています。
そして、一時停止が近づくと、「一時停止があるね」とアドバイスをしてくれます。事前に教えてもらうことで、余裕を持って停止することができました。

南波キャスター
「実証実験はどうでしたか?」
志方功一さん(66)
「楽しかったですよ。1人で運転しているというよりか、誰かと一緒に乗っているということで、ある程度安心ですよね」