入学シーズン、各地で新入生たちが新たな学校生活をスタートさせていますが…もうこちらも始まっています。来年春に入学する小学生に向けた「ランドセル商戦」です。
(平松咲季記者)
「こちらのランドセル、チャックでこんなに大きく開くことができます」

教科書が取り出しやすいチャック式のランドセルに…。こちらは人気のスポーツブランドも参戦。多くの種類が競い合うランドセル業界です。

こちらの店舗では、すでに来年度の新入生向けの、約220種類ものランドセルが、販売されています。
(イオン倉敷店 山内稔子さん)
「ランドセル商戦が年々早まっておりますので、来年春の入学なんですけど、今年の2月3月くらいから、徐々に下見にいらっしゃる方が多いです」
近年では、たくさんの荷物を入れることができるランドセルに人気が集まっています。こうした中、こちらの店舗が力を入れているのが、軽さを感じるための工夫が凝らされた機能性の高いランドセル。軽量化を目指し、約1kg前後のランドセルが展開されています。こちらの商品は重さだけではなく、背中への密着面にも着目したといいます。

(平松咲季記者)
「軽いし、すごくフィットしてますね。私の時代もこんなのが欲しかった」

その秘密は、背当てと肩のベルトに搭載された低反発スポンジ。接着面積が広くなったことから、子どもたちにも負担がなく、軽く背負うことができます。
一方、岡山高島屋では約200種類をラインナップ。デザイン性の高いランドセルを取り揃えています。外側だけでなく内側にもこだわりを持ちたい…。そんな要望に応えて両側に種類豊富な色を選択できるようにし、全部で132通りの組み合わせを可能にしました。自分の好みに合わせたランドセルにカスタマイズすることができます。

(岡山高島屋 川口裕子さん)
「お子様が、自分の個性があるとおもうので、本当に好きな色を持っていただいて、楽しく学校に行けたらいいのかなと思います」
来年に向けたランドセル商戦。4月中に客足が徐々に増え、ゴールデンウィークにはピークを迎える見込みだということです。