春爛漫です。岡山県奈義町ではサクラと菜の花が美しいコントラストを見せています。さらに地元の有志が育てているチューリップも見ごろを迎えました。散り始めたサクラと咲き始めた菜の花の競演です。

那岐山のふもとに位置する奈義町の豊沢地区では、名義川沿い約1キロにわたって植えられた桜並木と、地域一帯に広がる菜の花畑が美しいコントラストを見せています。あさって(13日)日曜日には菜の花まつりが開かれ、空から絶景を眺める気球の搭乗体験などが行われる予定です。

(訪れた人)
「見ごたえがありますね。サクラと菜の花の」
(地元住民)
「私ら毎日見てますから…花はかわいいし、綺麗だし、和みますね」
さらに奈義町の広岡地区では、約2万株のチューリップ畑が無料開放されています。3年前、コロナ禍で沈んだ人々の心を花で元気づけたいと地元の有志がはじめた取り組みで、今年も約10種類のチューリップが咲き誇り、訪れた人を楽しませています。

(訪れた人)
「元気をもらえますよね」
「また来年も主人が写真が好きなので連れてきてもらおうかなと思って。今から楽しみにしています」
チューリップ畑の無料開放はあさって(13日)までで、期間中は花の販売も行われています。