11日に発表された帝国データバンクの情報によりますと、青森県八戸市の(株)八光水産は、4月10日付で事業を停止し、事後処理を弁護士などに一任し、自己破産申請の準備に入ったということです。

以下、帝国データバンクの発表した情報のほぼ全文となります。

(株)八光水産は、1998年(平成5年)8月設立の生鮮魚介類御売業者で、当地では後発ながら、イカ、サバを中心とした鮮魚の卸売、切り身や短冊などの一次加工も行い、ピ一ク時の2003年7月期には年売上高約13億1800万円の売上高を計上していたとしています。

その後は、イカ等の水揚げ不振を背景に漁期の短いイカを継続的に出荷出来るよう、冷凍凍結装置を導入したほか、サバの扱いも開始し、自社製品となる「八戸産しめさば」の製造販売も行っていました。

しかし、地元八戸港の水揚げ不振に歯止めがきかず、原材料確保に苦戦を強いられ、2024年7月期の年売上高は約2億8600万円まで落ち込み、原料や資材など製造コストの上昇を背景に赤字が続き、債務超過に陥っていたということです。

その後も業績改善の見込みが立たず、資金繰りが限界に違したことから、事業の継続を断念したとしています。

負債は、2024年7月期末時点で約1億4000万円(うち金融債務1億3000万円)。