『エコ・ライス新潟』では、10年ほど前から新潟県産米の輸出をスタート。
輸出先は12か国に広がりました。
輸出用として収穫した2024年産米の7割近くをアメリカに輸出する計画で、今秋までに輸出する予定のコメが残っていました。
ところが…
【エコ・ライス新潟 豊永有代表】
「たぶん、取り扱う量が減るとか、もう無理だという声が、現地のバイヤーから来るような気がする。この関税問題がなくなるまではアメリカへの輸出は無理かな」

一方で国内では『令和の米騒動』と言われるほど“コメ不足”が深刻です。
しかしこうした状況でも、輸出用米を国内の主食用には回せない事情があります。