地元職人の特注品
防府の皆さんに愛される名物を目指すからには本気で!約1000万円かけて売り場を整備し、潮彩市場の名前のPRも含めて「潮彩メバル焼き」の名前でなんと商標登録までしました。そして、こんなところにも防府魂が!
佐甲駅長
「とにかく隣の遊具にちなんだものをっていうのが一番のキーだったので、そしたら一から作るのだったらやっぱり防府の縁のある鋳物師さんに作ってみてもらえんかって相談をしたのがきっかけですね。そりゃあ地名にもあるぐらいですから。鋳物師っていうね」

実は焼き型は防府で制作!防府天満宮の参道脇にある「やまぐち鋳物記念館」の職人、松村さんに特注品として作ってもらいました。鋳物とは、砂で作った型に金属を流し入れて作る製品のことで、防府では1200年以上も前からある伝統的な技術。職人さんにこんなユニークな焼き型作りをお願いして大丈夫だったんでしょうか?

やまぐち鋳物記念館 松村憲吾さん
「たい焼きじゃなくてメバル焼きもありだな〜と思って、ちょっと作らせてもらおうと。楽しく作らせていただきました」
と、好反応。1200年の歴史の中でもメバル焼きの鋳物を作るのははじめてだったんじゃないでしょうか。ただ・・・
松村さん
「たいとメバルの厚みがどうか、メバルってちょっと横広がりな感じですよね 口が大きくてあの感じを出すのにメバル焼きの厚みを持たすのが必要かなとか、ちょっとその辺苦戦しましたね」