C・D判定は「絶対に放置しない」

一般的な健康診断の結果には、各検査項目ごとに判定コード(A~F)がついています。
【A】異常なし
【B】軽度の異常が疑われる
【C】要経過観察
【D】要精密検査
【E】要治療
【F】治療中
C判定が出たときに、病院に行くか迷ったことがある人もいるのではないでしょうか。
【C】の要経過観察は「少し気になる点があるがすぐに治療が必要なほどではない」
【D】の要精密検査は「放置すると病気が進行する可能性がある」
というものです。
ひまわり医院 伊藤大介院長:
C判定というのは、皆さん誤解しがちなんですけれども、「自分で勝手に放置していい」ということではありません。あくまで「病院の先生と一緒に、しっかりフォローアップしてください」というサインです。
特に画像診断で、AからCに急に変わるということは何かが起こったはずなんです。
その何かをちゃんと調べるということはとても大事なことだと思います。
杉浦太陽さんも、以前C判定を受けたことがあるそうです。
コメンテーター 杉浦太陽:
胃にC判定が出て、まあいいかなと思ってたんですけど、38歳位の時に親に「お願いだから行ってくれ」と言われて胃と大腸の内視鏡検査をしたんです。
そしたらポリープが2個見つかって、そのうちの1個が変な形で、先生に聞いたら「来てよかったね。親に感謝だよ」って。「これは数年後必ずがんになったよ」と言われて。
とってなかったら…と、ゾッとしますね。絶対行った方がいいです。