年齢によって受けたほうがいい検査は変わる?

≪若い世代≫
進行スピードを測る検査
⇒コレステロール・血圧など
⇒生活習慣の見直しで予防可

≪高齢世代≫
進行状態を知る検査
⇒動脈硬化・腎機能(クレアチニン)
⇒今の状態を知り上手に付き合う

ひまわり医院 伊藤大介院長:
例えば、若い年齢だったら進行速度といってコレステロールや血圧など基本的な検査の方が重要になってくるんですが、だんだん年齢を重ねてくると、逆にどこまで自分が進行してしまったのかを重視した検査。例えば動脈硬化や脳のMRIなどの検査を重要視して頂きたいですね。

コメンテーター 朝日奈央:
例えばさっきの肺のCT検査だと、何歳ぐらいからですか?

ひまわり医院 伊藤大介院長:
60歳代からだんだん罹患率が上昇しますので、60歳代ぐらいから受けていただくといいのではないでしょうか。
タバコを吸ってらっしゃるとか、家族歴がある人とかは特にですね。
1位(腹部超音波)と2位(便潜血検査)に関しては、敷居も低いですし、年齢に関係なくぜひ受けていただきたいです。

コメンテーター 朝日奈央:
胃カメラを受けるタイミングはどうしたらいいですか?

ひまわり医院 伊藤大介院長:
胃カメラに関しては大体40歳代ぐらいから、1回は受けていいと思うんですよ。
ただ(その前でも)ピロリ菌がいるかどうかは1回判定を受けてもいいかもしれません。

(ひるおび 2025年4月2日放送より)
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<プロフィール>
伊藤大介氏
ひまわり医院院長 総合診断医
幅広い健康問題に対応する医師