さくらんぼの生育などについて確認し、天候による被害を守るための会議が山形市で開かれました。
今シーズンの雪と寒さですでに被害を受けている園地もあり、今後、霜による被害を食い止めることが重要になります。
この会議はこれからの時期、さくらんぼが霜被害を受けやすくなることから、その対策を確認しようとJAや気象台、各総合支庁などが参加し、毎年開かれているものです。

さくらんぼの霜被害は、霜が降りてめしべが凍り枯れてしまうもので、県内では2021年に果樹全体でおよそ129億円の被害がでています。

去年はほとんど霜被害がなかったものの、今年はこれからも霜が降りる日があると見込まれ、より一層の対策が必要となっています。

また、今年は山形でさくらんぼが栽培されてから150周年の年となり、確実な栽培を求めていました。
農林水産部 佐藤隆士 技術戦略監(兼)次長「今年は『やまがたフルーツ150周年』という記念すべき年ということで、県内外に本県のフルーツを発信させる絶好の機会だということで、まずはさくらんぼをしっかりと成らせることが大事」
