「八尾の事件は本当に一部なんだろうなと思う」
君塚さんは途中で小学校に通えなくなりました。しかし学校に行かなくなっても、誰も捜しに来ることはなかったといいます。
車での生活は3年ほど続きましたが、小学4年生の時に父親が倒れたことで児童相談所に保護されました。その後、児童養護施設から中学校と高校に通い、スポーツトレーナーの専門学校を卒業しました。
(君塚龍二さん)「勉学を戻すのが大変で、たかが3年でどうにかなったレベル。これが5年10年となると、人と会話できるできないのレベルになると思うので、僕は3年でまだよかった」
(君塚龍二さん)「(Q八尾の事件はどう思った)もちろんかわいそうとは思うけど、これは本当に一部なんだろうなと。見つかっていない子はもっといるんだろうなと。あとは、僕がああなっていた可能性はゼロではない。僕が本当に邪魔だったら、殺められていたんじゃないかなと。(玲奈さんと)紙一重だったなと思いました」