
植田雄介シェフ「うちは全部イタリアです。2~300円は確実に上がっているので。ワイン(の値段)を上げなくて、例えば料理を上げて、今までと帳尻を合わせていくとか、ものによってはそんな風にしたりしていますね」
新型コロナに翻弄され続ける中で進む急激な円安。この店は価格が比較的落ち着いている旬の食材を織り交ぜたメニューを考案し、何とか乗り越えようとしています。

植田雄介シェフ「小麦粉とかが上がるのはしんどいかもしれないですけど、工夫したりとか、料理を変えるとか、やりようはあるのかなと思いますけど」
◆国産食材の焼き鳥店「仕入れがすべて値上がり」
円安の影響は、海外の食材を多く使用している店だけにとどまりません。主に国産の食材を使用している、早良区西新の焼き鳥店です。

食材から竹串にいたるまで、「仕入れる品はすべて値上がりしている」と言います。特に肉類は円安の影響を色濃く受けていて、すでに客に提供できないメニューも出てきています。