400年以上前から続く山形県河北町の春の伝統行事「谷地ひなまつり」がこのほど行われ、多くの見物客でにぎわいました。

佐藤真優アナウンサー「出店も出て、かなりにぎわっています。いい香りです。こちらでは、日本でもかなり珍しいというひな人形が見られるんです」

こちらは50年前からひな人形を一般公開している鈴木英友さん方です。

佐藤真優アナウンサー「見たことないくらい大きなひな人形がズラリと並んでいます。あちらのめびなは、高さ70センチ・重さ10キロもあるそうです。大迫力です」

300年ほど前に作られた享保雛(きょうほびな)。座敷いっぱいの段飾りにこれだけ大きな雛人形が並ぶのは、全国でもかなり珍しいそうです。

紅花の交易で京都からもたらされたもので、能面のような面長の顔に切れ長の目が特徴です。着物は紅花で染められています。

訪れた人「こんな立派なお雛様初めてです。大きくてびっくりしました」

訪れた人「格が違うよね」