八戸を中心に4店舗を構える洋菓子店「アルパジョン」が裁判所に破産申し立ての準備をしていることが分かりました。すでに店舗は3月31日に閉店し、従業員は解雇されています。
青森地裁八戸支部に破産を申し立てるのは、八戸市の菓子製造業「アルパジョン」です。
「アルパジョン」は1992年に創業し、八戸市と青森市に4つの店舗を構え、チーズケーキ「朝の八甲田」などが人気を集めていました。
帝国データバンクなどによりますと卵や小麦粉、チョコレートなどの物価高や人件費の高騰が経営を圧迫し、3期以上の赤字の状態が続いていました。
負債総額は関連会社と合わせて3億9000万円に上ります。
4店舗は3月31日閉店し、従業員約60人が解雇されました。
また南類家店については別会社が経営を引き継いで、運営する見込みということです。
以下、帝国データバンクが4月1日に発表した情報のほぼ全文です。