全壊する建物は100棟

専門家らによるワーキンググループは精度の高いデータを使うことで、13年ぶりに地震・津波の被害想定を見直し31日に公表しました。
福岡県での被害想定では津波により全壊する建物は30棟から100棟に、津波による要救助者は40人から500人にそれぞれ増加しています。
「海岸中心に避難を呼びかけるしかない」

また、最大4メートルの津波が想定されている福岡県築上町の防災担当者は、死者の想定が増加したことについて「急に増えたのでびっくりした。数字がどうなっても海岸を中心に避難を呼びかけるしかない」と話しています。