「まず両手を組んで真上に伸びをしてください。お腹のあたりも力が入ってくると思いますので、この姿勢を保ったまま、腕だけ下ろしてきてください」

これが正しい姿勢。
頭のてっぺんをヒモで引っ張られているイメージです。

姿勢が決まったら歩き出しますが、足の着地にも注意が必要です。

「つま先をしっかり上にあげることで、かかとが床につきます。かかとの広い面で床をキャッチしてもらったら踏ん張ります」

地面を蹴る足は、親指の付け根に力を入れたほうが、しっかり蹴り出せるということです。

続いては腕の振り方です。こぶしを軽く握り後ろに引くことを意識して、肩甲骨を動かすのが正しいフォームだということです。

またウォーキング前は、けが防止のためのストレッチも忘れないでくださいね。

これらの点に気を付けて歩くとより効果が得られるそうです。
ぜひみなさんも参考にしてみてください。

【県健康づくり・スポーツ医科学センター 横山枝里子さん】
「歩数を増やすコツは、例えば階段を使うとか、車で買い物に行くと駐車場で少し遠い所に停めてお店まで歩いたりとか、そういった工夫で歩数は増やせます」

横山さんは、はじめから8000歩を意識するより、徐々に歩数を増やしたほうが長続きすると話していました。

【新潟県健康づくり・スポーツ医科学センター 横山枝里子さん】
「ほんの1000歩だったら時間にすると10分ですので、とにかく10分、今の自分の生活にプラスして体を動かすことを取り入れてもらえればと」

同じ時間歩くのであれば、正しい姿勢を意識して、健康寿命の延伸につなげてみてはいかがでしょうか。