「こども落語始めます。」
子どもたちによる落語の取り組みは実は形を変えて受け継がれています。
活塾亭お菓っぱ
「出雲の座敷わらし、活塾亭お菓っぱでございます。どーぞ、よろしくー。」
高尾小学校の落語活動を始めた元教頭の宮森健次さんらによる学習塾でのこども落語です。
活塾亭いる歌
「そぎゃんことみやすことですわ。出してごしない。」
松江市と出雲市の児童16人が落語に取り組んでいて、年間20回以上、各地で寄席を開いています。
松江算数活塾・宮森健次副塾長
「高尾小学校なんかでもそうやって(寄席で出向いた先での)出会いが出会いを生んで、いろいろな募金活動なんかもしたりしていましたので、これもまた同じだなと思いますね。」
学校以外の人との出会いを通じて
子どもが成長する効果は、小規模校でも塾でも同じといいます。
中学校での落語部誕生の期待も含め、高尾小学校が始めた全国的にもユニークな落語教育は、形を変えて今後も続いていきます。