山形県内で、金融機関を装った自動音声電話による詐欺が相次いでいることを受け、県はきのうから被害にあった事業者に対し資金繰りの支援を始めました。

県内では今月、山形銀行を装った自動音声電話による詐欺で、企業の口座からカネが不正に送金される被害が、複数、確認されています。

これを受けて、県ではきのうから被害が確認された企業に対し、最大で8000万円の融資を最大7年間、1.6%の低金利で受けられる支援を始めました。

県では、不審な電話はすぐに切り、金融機関の代表電話や問い合わせ窓口で確認するなどの対策を呼びかけています。


        
県産業振興・経営支援課は、「組織の中で注意喚起をはかるなど対策の徹底が最も重要。万が一被害に遭った場合は、悩まず相談してほしい」としています。