「中進国」か それとも「衰退国」か

みずほ銀行チーフマーケット・エコノミスト 唐鎌大輔さん:
日米欧のCPI(消費者物価指数)ですが、いつの間にか(上昇率は)日本が一番高いのです。
補助金の反動や円安といった一過性のものだと思いたい人が結構いるんですけど、2020年の時は、物価はマイナスだったわけですから。
そこから5年経って、日本はどう変わったのか?
先進国というステータスが、先進国と途上国の間にある「中進国」になったのか。
それとも「衰退国」というカテゴリーになったのか。
色んな解釈ができる市況変動がこの3年であったと言えると思います。

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【解説】
・唐鎌大輔 | みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト(著書に『弱い円の正体 仮面の黒字国・日本』、『「強い円」はどこへ行ったのか』など)
【聞き手】
・竹下隆一郎