株高の国々を悩ませる「2つの現象」

みずほ銀行チーフマーケット・エコノミスト 唐鎌大輔さん:
通貨安、そして通貨安による高インフレに悩む国の株価指数がたくさん入っているという事です。
実際、対ドルの自国通貨変化率をみると、上昇している通貨はカザフスタンしかないです。
他国はとてつもなく下落していますし、日本の円相場も約3割、下落しています。
なおかつ主要株価指数の上昇率TOP20の国は消費者物価指数も高いです。
(株価上昇率が)1位のアルゼンチンは151.9%、2位のトルコは61.9%となっています。
こうした国々の中に成熟国である日本が入ってきている現状から今の立ち位置をどう評価すればいいのでしょうか?