21日午後、地震で全壊の判定を受けた石川県七尾市の住宅で火事がありました。けが人はいませんでした。

21日午後2時50分ごろ、七尾市矢田町で「何かが燃えていて煙がひどい」と近くに住む人から消防に通報がありました。

火災が発生したのは、木造二階建て住宅で、能登半島地震により全壊と判定されていました。消防による消火活動が行われ、火は約3時間後に消し止められましたが、住宅は全焼しました。

警察によりますと、住宅の所有者は別の場所で暮らしていたため、火が出た当時は無人でした。

全壊判定を受けた住宅には電気が通っていたとみられることから、警察は電気トラブルの可能性も含め、22日に実況見分を行い、火が出た原因を調べることにしています。