【小林幸子さん】
「あの番組は独特の緊張感があって、とってもあがっちゃて緊張しちゃって…」
「豪華な衣裳にしたとき、目の前の審査員の方がフフフフフと笑って拍手をしてくれた瞬間に、緊張が全部なくなったんですよ。それでこの手があるんだと思って」

気になる巨大豪華衣装の“制作費”については?

「金額は、あるようでないです。終わってから請求書を見てビックリしますけど」
「みんなね 金額のこと聞きたがるよね。でも…言~わない」

一方で大トリを務めた2004年には、巨大衣装ではなく、振袖で『雪椿』を歌い上げました。

このときの思いについて小林幸子さんは、
「中越地震の被災地に行って…。その時は衣装も決まっていたんですけど、その衣装を着て、現実離れしている格好をして歌うことが、自分の中でなくなっちゃったんですね」と振り返りました。
「急きょ この衣装やめようと思って。普通のオーソドックスな着物にしようと…」