「にしがま線」存続のため応援団も

西尾市と蒲郡市の住民らは、これまでも『にしがま線』を存続させようと協議会や応援団を結成し、大事な地域の足だと声をあげていました。
西尾市に住む筒井潔さん(57)と糟谷克明さん(57)。
(にしがま線応援団 鉄研 糟谷克明さん)
「廃線の危機である名鉄西尾・蒲郡線を応援して、存続に寄与しようと立ち上がった団体」

2人は『にしがま線』を応援する市民団体「にしがま線応援団 鉄研実行委員会」に所属。年に1度、西尾市でイベントを開催したり、近隣の小学生たちに『にしがま線』の歴史を伝えてきました。
(にしがま線応援団 鉄研 糟谷克明さん)
「これは(実際に)使われていた行き先の駅名を表示する板。イベントの時に展示させていただくと、鉄道の好きな大人や子どもたちが集まる。僕自身も名鉄西尾・蒲郡線を利用して高校に通っていた。息子や娘、孫も通学に使っていきたいと思っているので、何とか僕らの世代から次の世代へバトンタッチしていきたい熱い思いで頑張っている」