先月行われた中米ホンジュラスの大統領選挙で、台湾との関係改善を求める野党のアスフラ氏が勝利しました。

ホンジュラスの選挙当局は24日、右派の国民党・アスフラ候補が得票率40.27%で大統領選挙に勝利したと発表しました。

選挙には5人が立候補し、2023年に現政権が台湾との外交関係を断ち、新たに中国と国交を樹立したことへの賛否が主な争点となっていたなか、アスフラ氏は、台湾との外交関係回復を主張していました。

また、選挙ではアメリカのトランプ大統領が左派のモンカダ候補を批判したうえで、右派のアスフラ氏への支持を明言していて、アスフラ氏が敗北した場合、ホンジュラスへの資金援助を削減する意思を示していました。