開発でキタエリアに増える飲食店 供給過多の指摘も専門家は今のところは問題なし

 注目が集まるグラングリーン大阪南館。一方で、大阪駅周辺には他にも複数の商業施設があり、すでに多くのフードコートや飲食店街があります。

 ■グランフロント大阪 ウメキタフロア
 ■グラングリーン大阪
 ■イノゲート大阪 バルチカ03
 ■KITTE大阪
 ■阪神百貨店 阪神大食堂フードホール
 ■阪急百貨店 祝祭ダイニング
 ■ルクア大阪 ウメダフードホール
 ■リンクス梅田 オイシイもの横丁

 このように飲食店が集積している背景には、キタエリアの開発が進んでいること以外に、コロナが影響しています。単独の店舗では集客が困難となってきて、有名店なども集積する傾向が出ているということです。
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 大阪駅周辺は飲食店が供給過多になっているのでは?この疑問についてりそな総研・荒木秀之主席研究員に聞いたところ、「今のところ供給過多ではない」といいます。割安な店舗は国内客をターゲットに、高級感のある店舗はインバウンドをターゲットにと、すみ分けができているということです。

 21日にオープンするグラングリーン大阪南館。どのような盛り上がりを見せるのでしょうか。