大手物流企業が、災害発生時の支援物資の緊急輸送や受け入れに関する協定を、青森県と結びました。
西濃運輸などを傘下に持つ「セイノーホールディングス」の河合秀治執行役員は17日、県との締結式に臨み、宮下宗一郎知事と災害時の応援協定書にサインしました。
この協定では、地震や大雨などの災害時に国から届いた支援物資の仕分けと、県から市町村に物資を運ぶさいの配送を担うことになっています。
セイノーホールディングス 河合秀治 執行役員
「しっかりと避難物資が手元に届くようになる。そういったところの準備で、県民の皆さんに安心が提供できるのでは」
セイノーホールディングスは、2024年に起きた能登半島地震では、石川県珠洲市で台車など自社の資材を使って、救援物資の仕分け作業を行いました。
セイノーホールディングスが東北の自治体と災害時の応援協定を結ぶのは初めてです。