子どもや高齢者は脱水症状の危険も 積極的に病院へ

ホランキャスター:
どのくらいの症状で「病院に行く」判断をすれば良いのでしょうか。

北里大学医学部 藤倉雄二主任教授:
症状は人それぞれで、強く出る人も大したことない人もいます。つらいなという下痢の時には、診断をつけるという意味でも、受診して良いと思います。

特に、子どもや高齢者は脱水症状になりやすい場合があるので、積極的に病院に行った方がいいと思います。

元競泳日本代表 松田さん:
去年2月ごろ、家族全員がノロウイルスにかかりました。

4歳の息子が、急にご飯が食べられなくなって、かかりつけの小児科に行ったら「ノロウイルス」でした。

(病名がわかると)対応の仕方がわかるので、体調が悪いと思ったら診断してもらうのが良いと思います。

井上キャスター:
手をいかに清潔にするか、(ウイルスを)口に入れないかということが大事ですね。

北里大学医学部 藤倉雄二主任教授:
「気になる時はすぐに手を洗う」ですね。外から持ち込むことも多いので、こまめな手洗いは非常に大事だと思います。

流水と石けんでしっかり洗って、物理的に洗い流すことが何よりも重要です。

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<プロフィール>
藤倉雄二さん
北里大学 医学部 主任教授
専門は呼吸器感染症 日本感染症学会・専門医

松田丈志さん
元競泳日本代表 五輪4大会出場 4個のメダル獲得
JOC理事 宮崎県出身 3児の父