大阪の高校の未来…公立が急激に減ることはなさそう?

 清水さんによりますと、高校選びで子どもたちが求めるのは「一番は部活」だといい、教育内容だけでなく、部活が強い・盛んな学校で頑張りたい子どもが多いようです。それぞれの部活で必要な部員数を確保するには生徒数が必要なため、そういった点からも、高校の統廃合は「良い面もある」とコメントします。

 大阪府の公立高校で定員割れが相次いでいる状況。ただ、急に学校が減ることはなさそうだということです。授業料が私立で無償化されても、制服や修学旅行の積立金などを考えると公立のほうが安いと清水さんは指摘。また、保護者からの話でも、大阪の人には高校や大学の進学時にできる限り値段を抑えて入るという意識、“根強い公立主義”があるということです。加えて、農業系・工業系など特色がある学校も残るのではないかという見解を示しています。