鹿児島市の平川動物公園はきょう14日で開園50周年です。園についてお伝えしているシリーズ、2回目は、動物たちを取りまく課題についてです。
開園50周年を迎えた平川動物公園。

国内最多が飼育されているコアラ館や、人気者のキリンがいるアフリカの自然ゾーンなどおよそ15のエリアで、135種類、およそ1000匹の動物が出迎えてくれます。



平川動物公園の福守朗園長です。毎日園内を歩き、動物の様子を確認したり来園者にその生態について説明を続けています。
園内には、少し静かなエリアがあります。「世界のクマゾーン」です。

1991年にドイツとカナダからやってきたホクトとカナ。

かき氷の「しろくま」が名物の南国・鹿児島に暮らすホッキョクグマとして人気を集めていましたが、ホクトは7年前、カナは2年前に高齢のため死にました。


(福守園長)「(かつては)多くの方が来ていた。今でも自由に入ることはできるが、ご覧の通りホッキョクグマはいないので皆さん素通りされる」

空のままの展示室には、カナが大好きだったというおもちゃの丸太や、思い出の写真などが置かれています。


さらに。