石破茂 総理
「3月3日、我が党所属の当選1回の衆院議員15名と会食をしたが、それに先立って各議員の事務所に商品券を届けた」

石破総理が、自民党の当選1回の衆院議員側に、1人10万円分の商品券を配っていたことが、明らかになりました。
HBC選挙解説・北海道文教大学 宮本融教授
「石破内閣の倒閣運動は潜在的に賛同者がいる。(石破総理が)本当に引きずり降ろされる可能性が出てくる」
政権トップによる高額な商品券の配布。広がる波紋を深掘りします。
3月3日夜の総理公邸。続々と車が到着し、スーツ姿の人が中に入っていきます。
去年の衆院選で初当選した新人議員と、石破総理の会食。

これに先立って、1人あたり10万円分の商品券が「お土産」として各議員の事務所に届けられていたのです。
参加したのは15人。総額で100万円を超えるとみられます。
石破茂 総理
「私のポケットマネーから慰労のつもりで渡したということ。政治活動に関する寄付では全くない。政治資金規正法の問題にはあたらない」