寿司店→焼き鳥店→スナックをはしご
事件が起きたのは2023年12月31日、大晦日の夜。
この日、廣瀬被告は田川警察署糸田交番で24時間勤務を午前9時に終え、北九州市門司区にある実家に向かった。
実の妹や家族、知人とともに午後9時過ぎまでスナックで酒を飲んだ後、実家である建物まで歩いて帰った。
この間に、廣瀬被告が「もう一軒行こう」と言い、妹の美智恵さんらがとめる、というやりとりが何度かあった。
犯行は、実家に到着し2階の玄関前で起きた。
帰ろうとしない廣瀬被告と妹の美智恵さんと押し問答になった。
その後、妹の美智恵さんは、実家の建物の前の路上にうつ伏せで倒れているところを通行人に発見され、病院に搬送されたがその後、死亡した。
発見時の美智恵さんは、顔面が腫れ上がり瞳孔の確認ができないほどだった。
通報を受けて警察官が駆けつけたとき、廣瀬被告は自分の部屋で寝ていたが、その手と衣服には血がついていた。