お盆を直撃した臨時情報 JR西日本の対応は

 そして去年8月8日に発表された臨時情報。『巨大地震注意』への対応は1週間続き、お盆休みを直撃しました。

 (JR西日本・近畿統括本部・安全推進部 佐脇知広さん)「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を受けて、特急『くろしお』は、ふだん(大阪方面から)新宮駅や白浜駅までの運転ですが、和歌山駅までの運転と変更させていただきました」

 JR西日本は『巨大地震注意』が出た場合、津波からの避難が難しい区間を走る特急は運休にすると、あらかじめ決めていました。そのため特急『くろしお』は、和歌山駅より南での運転を8日間取りやめました。

 (JR西日本・近畿統括本部・安全推進部 佐脇知広さん)「特に大きな混乱もなく対応ができたと考えています。(Q再び臨時情報(巨大地震注意)が発表されたら?)基本的な変更はありません。特急『くろしお』も津波避難が困難な地域については、一部区間の運休を検討しています」