一夜明け現場では復旧作業続く

現場ではクレーン車の撤去作業が続く(13日撮影)

木の伐採作業は、広島市が市森林組合に業務委託したものです。広島市によりますと、この事故による被害は、屋根損傷・外柵破壊1軒、家屋壁面損傷1軒、車両への被害1台ということです。

現場では13日も復旧作業が続いています。倒れたクレーン車と別のクレーン車とをワイヤーロープでつないで安定させて、作業の邪魔になる木を伐採していきます。広島市によりますと、この後、大型のクレーン車で倒れたクレーン車を起こす予定で、復旧が完了する時期は未定だということです。

また、広場の外では倒れた電柱の復旧作業も行われていました。中国電力ネットワークによりますと、13日午前の時点で住宅6戸が停電していましたが、午後2時に全ての住宅で解消されたということです。

市は「今後このような事が起きないよう、安全管理を徹底させたい」とコメントしています。

【写真を見る】“逆立ち”するように倒れるクレーンやなぎ倒された電柱など