消防によりますと、12日午後2時半ごろ、「クレーン車が倒れて電柱をなぎ倒している」と工事現場の警備員から通報がありました。倒れたクレーン車は、付近の電線に引っかかったということです。

警察によりますと、電線がクレーン車にひっぱられたことで、付近の電柱が倒れ、
周辺の家屋に当たって、家屋の一部が壊れるなどの被害が出ているということです。事故によるケガ人はいないとみられています。

また、電線がクレーン車にひっぱられたことで電柱が倒れたり、木が倒れたりして、住宅2棟の一部が壊れたということです。

近隣住民
「最初すごい音がした。大きな音が『ドスン』と」

当時、現場では木の伐採作業が行われていて、切った木をクレーンで運んでいたところ、バランスを崩し、前側に倒れたとみられています。クレーン車を操作していた男性作業員や、付近にいた人などにケガはないということです。

また事故直後は、安全のために現場付近の電気を停めて、修理作業を実施したため、一時、約240戸が停電しました。

警察が、当時の状況を調べています。

【写真を見る】“逆立ち”するように倒れるクレーンやなぎ倒された電柱など